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250ccのアドベンチャーツアラーおすすめは(2017年6月版)

250ccのアドベンチャーツアラーおすすめは(2017年6月版)

巻頭の写真は、カワサキVERSYS-X 250 ABSとV-Strom 250です。

アドベンチャーツアラーは旅バイク

旅バイクとなれば、遠出をするのだから高速走行は当然必要だし、ルートによっては、多少の悪路走行も予想されます。

バイクにおいては、オンロード性能とオフロード性能という表現をすることがあります。
高速走行はオンロード性能です。
悪路走行はオフロード性能です。

アドベンチャーツアラーの設計においては、オンロード性能とオフロード性能の中間的な味付けが要求されます。
各メーカーによって、オンロード車に近いバイクや、オフロード車の設計に近いバイクなど、色々な味付けがなされています。

わたしが描くアドベンチャーツアラー像は、オフロード車とオンロード車に分類するなら、両者の中間よりもかなりオンロードよりのバイクだと思います。

旅の種類にもよりますが、リターンライダーのみなさんが、山中深く冒険の旅に出るとは思えないので、オンロード走行の時間が圧倒的に長いと思うからです。

長距離になると高速走行が前提になるので、125ccのアドベンチャーツアラーは、管理者の認識としては存在し得ません。

本来なら、排気量の大きさを求めたいところですが、2017年は250ccのアドベンチャーツアラーが次々に発表されそうです。

250ccのアドベンチャーツアラー

250ccで高速走行となると、単気筒ではかなり厳しいです。
走行性能はともかくとして、個人的には、単気筒の突き上げ振動に長時間耐える自信がありません。
逆に、4気筒マルチとなると低速トルク感が感じられないので、結局落ち着くのは2気筒でしょう。

いま(2017年6月)各メーカーから販売(予想)されているのは、次の4機種かな。

  • カワサキ VERSYS-X 250
  • スズキ V-Strom 250
  • ホンダ CRF250 RALLY
  • ヤマハは、ピッタリの機種が見当たらないのですが、強いて挙げれば、セロー250でしょうか。

この中で、管理人がアドベンチャーツアラーと認定するのは、VERSYS-X 250とV-Strom 250の2機種ですね。

CRF250 RALLYとセロー250は、高速走行を重要視していませんから、ツアラーとは呼びたくないです。
その証拠は、こんなところに現れています。

  • 250cc単気筒エンジンである
  • オフロード用ブロックタイヤを履いている
  • シート幅が狭くてロングツーリングではつらい
  • リアキャリアーが標準装備でない

この2機種は、オフロード走行を志向したバイクであると言わざるをえません。
つまり、オフロードで遊ぶことが主体で、旅バイクではないのです。

VERSYS-X 250とV-Strom 250

この記事を書いている時点でV-Strom250のSPECが発表されていないので予想数値です。

外観の比較

どちらも、250ccのバイクとしては相当でかいです。
わたしの愛車のVストローム650とくらべても、見劣りしないほどですね。

ヴェリシスX250の方が、わずかに大きいですね。
でも、車重はVストローム250が13kg重いので、取り回しはヴェルシスの方が楽かもしれません。

シート高が815と800で、わずかに15mmの差ですが、ヴェルシスX250の方が高いです。
この差が、身長が170ちょっとの人が跨がったときに、V-Strom250はベタ足だったけれど、VERSYS-X250ではかかとが浮いたそうなので、そのくらいの足つき性の差となって現れるようです。

エンジン性能
  • ヴェルシスX250はショートストローク(φ62.0mm×41.2mm)の高速回転型で33ps/11,600rpm
    時速100キロで6速での回転数は7800rpmということなので、かなり高回転ですね。回転計の目盛を見ると、最大トルクの11,000回転もレッドゾーン直前です。
  • Vストローム250はロングストローク(φ53.5mm×55.2mm)の低回転型で24ps/8,000rpm
    こちらは、走行データがないので分かりませんが、想像するに100キロで5,500rpm程度ではないでしょうか。
    Vストロームと言いながらパラレルツインなのは、ネーミングがどうかと思いますね。
    兄貴分のV-Strom1000やV-Strom650から見ると、異母兄弟のようです。

どちらが好きかは好みの問題ですが、あまり高速回転でムリムリ頑張っているよりは、多少ゆったりと走りたいものです。

最大トルクの数値自体はあまり変わりませんが、やっぱり回転数が違いますね。
実用的な走行範囲である中低速の使いやすさは、Vストローム250の方が良さそうです。

燃料タンク容量は、どちらも17リットルとこのクラスとしては馬鹿みたいに大きいです。
燃費が30km/L程度は期待できるので、500km程度は無給油で走れそうです。
これは、旅バイクとしてはポイントが高いです。

VERSYS-X 250 動画レビュー

面白い評価の動画がありましたのでご覧になってみてください。
1.5倍速の早送りでみると時間短縮になりますよ。
(エンジン音のところは定速に戻してくださいね)

V-Strom 250の論評動画

まだ未発売ですが、Vストローム250に対する論評もありましたので合わせて掲示しておきます。

タイヤサイズが、性質を物語っている

ヴェルシスX250の前輪のタイヤサイズは、オフローダーの21インチには敵いませんが、19インチです。
一方のVストローム250の前輪のタイヤサイズは、17インチです。

前輪のタイヤサイズが大きくなるほど、オフロード色が強くなります。
オンロードでのハンドリングのキレが弱くなり、まったりとし感じになります。

エンジン性能はともかくとして、このことから、ヴェルシスX250はかなりオフロード寄りの設計であることが分かります。

Vストローム250の詳細スペックが発表されていませんが、かなりオンロードよりのバイクであると予想できます。

となれば、リターンライダーの管理人としては、Vストローム250をおすすめすることになりますね。
エンジンも低回転で扱いやすそうだし、シート高もちょっと低いし、高齢のリターンライダーにとってはありがたいのではないでしょうか。

スズキから公式発表がありました

V-Strom 250は、7月6日発売、定価(税込み)570,240円です。

以下、スズキの公式サイトから引用
(いずれ消されてしまうので記録に残します)

V-Strom250 主要諸元 ※1

型式2BK-DS11A
全長 / 全幅 / 全高2,150 mm / 880 mm / 1,295 mm
軸間距離 / 最低地上高1,425 mm / 160 mm
シート高800 mm
装備重量 ※2188 kg
燃料消費率 ※3国土交通省届出値:定地燃費値 ※439.0 km/L (60 km/h) 2名乗車時
WMTCモード値 ※531.6 km/L (クラス2、サブクラス2-2)1名乗車時
最小回転半径2.7 m
エンジン型式 / 弁方式J517 ・ 水冷 ・ 4サイクル ・ 2気筒 / SOHC ・ 2バルブ
総排気量248 cm3
内径×行程 / 圧縮比53.5 mm × 55.2 mm / 11.5
最高出力 ※618 kW 〈24 PS〉 / 8,000 rpm
最大トルク ※622 N・m 〈2.2 kgf・m〉 / 6,500 rpm
燃料供給装置フューエルインジェクションシステム
始動方式セルフ式
点火方式フルトランジスタ式
潤滑方式ウェットサンプ式
潤滑油容量2.4 L
燃料タンク容量17 L
クラッチ形式湿式多板コイルスプリング
変速機形式常時噛合式6段リターン
変速比1速2.416
2速1.529
3速1.181
4速1.043
5速0.909
6速0.807
減速比(1次 / 2次)3.238 / 3.357
フレーム形式セミダブルクレードル
キャスター / トレール25°10′ / 100 mm
ブレーキ形式(前 / 後)油圧式シングルディスク / 油圧式シングルディスク
タイヤサイズ(前 / 後)110/80-17M/C 57H / 140/70-17M/C 66H
舵取り角左右36°
乗車定員2 名
排出ガス基準平成28年二輪車排出ガス規制に対応

バイクの種類を10個のカテゴリ分けして詳しく解説

バイクの種類の解説をまとめたページです。
アドベンチャーツアラー、アメリカン&クルーザー、スクーター、原付一種&原付二種、オフロードバイク、巨大バイク、スーパースポーツ、ネイキッドバイク、レトロ&クラシック、その他



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