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ヤマハSR-400が生産終了の発表(衝撃)

ヤマハSR-400が生産終了の発表(衝撃)

ヤマハが、SR-400の生産終了を発表(衝撃)

2017年9月2日のヤマハのwebを見るとこんな具合にさり気なく、昨日まではなかったはずの(生産終了)の文字がくっついています。

ニュースサイトで見ると、次の9車種が『生産終了』になったようです。

SR400
セロー250
ドラッグスター400
ドラッグスタークラシック400
トリッカー
マグザム
VOX デラックス
アクシス トリート
BW’S

多少語弊があるかもしれませんが、その他大勢はまぁいいでしょう。

気になるのは、SR400ですね。
それと、セロー250も、セロー225として歴史が長いのでちょっとかわいそう。

来年には、40年目を迎えようとしていたSR400が、いきなり生産終了品になったのは衝撃でした。
どんなことが起きても、ヤマハのバイクの伝統を守るために生産を続けていくものだと思っていたので。

過去にも、キャブレター仕様車では当時の排ガス規制に対応しきれず、生産終了になったことがありました。
しかし、2010年にはフューエルインジェクション仕様に生まれ変わって、再発売された経緯があります。

「バイクの排出ガス規制」強化によって「平成28年排出ガス規制」が定められ、これに対応できない機種は、9月1日から販売できなくなったようです。

ビッグシングルと言う特徴的なエンジンなので、対応が難しかったようですね。

SR400は復活するか

2008年に一旦姿を消したけれども、2010年に復活したSR400ですから、また復活してくれるはずです。

400cc単気筒エンジンはなぜ環境対応が難しいのでしょうか。
ヤマハの技術屋さんが本気で対応したら排ガス規制がクリアできないはずがありません。



排ガス規制クリアのための2つの壁

簡単には出来ない理由は2つ考えられます。

(1)カネがかかる
(2)性能が悪くなる

カネがかかる

ビッグシングルの排ガスの問題は、燃焼効率だろうと思います。
1回の点火爆発で、大きなシリンダーの隅々まで完全に燃焼させるのは至難の業です。
隅っこに残っていた未燃焼ガスが不完全燃焼のまま大気に放出されると規制がクリアできません。

工夫の仕方はあるでしょう。
燃焼室の形状を単純な円筒形ではなく、コーナーを残さないような形を考える。
特殊な形状では、加工精度の問題と加工費用の問題が大きくかぶさってきます。
要するにカネがかかります。

点火プラグの数を増やして燃焼効率を良くするアイディアもあるでしょう。
デュアルプラグ方式はすでに実用化されているので、すぐにでも採用できるでしょうが、もっと進めてトリプルプラグ方式なんてのもアリかもしれません。
もちろんこれもカネがかかります。

排ガスをきれいにするなら、手っ取り早いのは触媒ですね。
よく分からないけど、プラチナの触媒をがっちり詰めれば排ガスはきれいになりそうですが、プラチナは高いからねぇ。

 

性能が悪くなる

ビッグシングルですから、元もと、排気量の割にエンジン出力が弱い、一言で言うと性能が悪いエンジンなのです。
それがビッグシングルの乗り味だからと、許容されていました。
でも、さらに性能が悪くなってもユーザーは許してくれるでしょうか。

排ガス規制対策を施すと、一般的には性能は悪くなります。
生ガスを空中散布していたような2ストエンジンは、高出力でしたが、今や使用することは出来ません。

排気系にプラチナ触媒をたくさん詰め込んだら、エンジン出力が低下しそうですね。

ド素人だから、どんな対策があるのか検討もつきませんが、エンジン性能と環境適応は、二律背反のような訳の分からない関係ではないでしょうか。

ヤマハ頑張れ

結局は市場原理ですから、お客さんが買ってくれなければ生産継続は出来ないということですね。

わたし自身はビッグシングル派ではありませんが、バイクファンとしては、SR400は欠かすことが出来ない一つのジャンルだと思っています。

そういう意味では、今回のSR400生産終了の知らせは、とても残念でした。
タイトルに書いたように、【衝撃】でした。

過去の一時期にはSRX400のように近代化された機種が販売されていましたが、結局は昔からのSR400が生き残り、新型のSRX400は消えてしまいました。

根強いファン層は、SR400の復帰を望んでいるはずです。

ヤマハのエンジニアが本気でかかれば、この程度の課題がクリアできないはずはありません。
ただし、どんな研究テーマを選んで研究投資をするかは経営判断になりますから、エンジニアが勝手に研究を推進することは出来ません。

SR400の40年の長い歴史を考えれば、バイクに対するヤマハの精神を問われるテーマにもなりかねない、大きな判断になります。
ヤマハ経営陣の皆さん、どうかここは、SR400復活に向けて研究投資を継続してくださることを、切に希望します。

前回は2年間の休止で復活しましたから、今回もそんなペースで、2019年にはSR400が復活することを期待して待っています。

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