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GIVIのトップケースが高速道路で落下した事件!半ロックに注意!!

GIVIのトップケースが高速道路で落下した事件!半ロックに注意!!

GIVIのトップケースが高速道路で落下しました。
「そんな馬鹿な!」
当然そう思うでしょう。
GIVIのトップケースといえば、この黒い箱のこと。

愛車のスズキVストローム650に取り付けた姿はこんな風になります。

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GIVIはイタリアのバイク用品メーカーで、特に荷台に取り付ける箱に関してはトップメーカーであり、日本でも多くの愛用者がいる信頼できるメーカーです。

荷台に取り付けるのをトップケース。

荷台の横に取り付けるのをパニアケースと言いますが、以下、面倒なので、トップケースのことを、単にケースと呼ぶことにします。

家を出発する前に、いつものようにGIVIのケースを取り付けました。

家を出て、高速道路に入って、Vストロームは快調に走る。
V型2気筒エンジンだけど、高速回転型なので時速100キロで4000回転くらい回り、不快な振動はほとんどありません。

実に快適です。
高速は空いていたので、無理な追い越しや、路肩走行をすることはありません。

順調に走って昼時に食事を取ろうと最寄りのパーキングに入り、バイク専用の駐車スペースに入れました。

跨っていたバイクから降りて、ふと見ると、何かおかしい。




違和感がありました。

そうか、ケースがないんだ!
確かに家を出るときに付けた筈だが勘違いだったかな。

あるいは、取り付けが甘くて、家を出てすぐに落としたのか。

とにかく家に電話してみよう、と思いついて、ナビ用としてハンドルに取り付けていたiPhone5を外して、家内に電話をしました。
「もしもし、バイクの荷台につけた箱がないんだけど、家に忘れてないかい?」

「出かけるときに付いてるのを確かに見たわよ。家にはないわ」

「もし、落ちるとしたら、すぐに外れるだろう。家の周りを見てくれ」

「周りにもないわよ、警察に届けて、後で探せばぁ」

「そうはいかないよ。財布も免許証もクレジットカードもiPadも全部あの中に入っているんだ。すぐに見つからないと困ってしまう」

「えぇ、どうして」

「困ったなぁ。どうしようか」

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そのとき、バイク駐車場に着いた若者が、わたしの電話の声を聞きつけて
「GIVIのケースなら、少し前に落ちていましたよ」
と声をかけてくれたのです。

話を聞くと、2~30キロ位前だと思うが、黒に赤い反射板がついたGIVIのケースが、路肩に転がっていたと言うのです。

「おやぁ、このケースって落ちることがあるんだなぁ」
って、強く印象づいたので間違いないとのこと。

実にありがたい情報でした。
地獄で仏に合うとはこんな気持ちかもしれません。

免許証の再発行、カードの利用差し止め、財布にはいくら入っていたか。
いろいろと悪い方向の対策を頭に浮かべてるときでした。
高速道路に物が落ちているなんてめったにないことだし、ましてや、GIVIのケースを高速で落とすやつが同時に二人もいるはずがありません。

間違いなくわたしのGIVIケースです。
2~30キロといえば、歩いて戻れる距離ではないし、どうしようか。



一息つくためにトイレに行ったら、NEXCOサービスセンターの電話番号が目に入りました。
高速走路会社に連絡して拾ってもらおう。

早速、iPhoneから電話をかけました。

対応に出たのは、日ごろから苦情処理を担当しているのであろう。
すごい低姿勢でお話をする女性でした。

「高速道路で物を落としたのですが、探していただけませんか」

その後、ものは何ですか、場所はどの辺ですか、あなたは誰ですかなど、定常的な質問に応えて、一旦電話を切りました。

5分ほどして、iPhoneに電話がかかってきました。

「これから回収に向かいますので、そのままパーキングでお待ちください」
あ、良かった。今のうちにラーメンでも食おうかとフードコートに入ったのですが、財布がありません。

ポケットを探っても、金目のものは何もないのです。

仕方がないから、外のベンチでボーっとしていると、2回目の電話を受信しました。
見つかったのか、良かったと思って電話に出ると

「まだ見つかりません。このままお待ちいただいてもいつ見つかるか分かりませんので、一旦お家にお帰りになってください、こちらから連絡を差し上げます」って。

「いや、それじゃ困るんですよ。免許証もその箱の中なので、現在免許不携帯状態なんです。このまま運転したらまずいでしょう。路肩に転がっていたと言う証言なのでなんとか探してください」

「そういう事情なら、もう一度検討しますので、一旦電話を切ってそのままお待ちください」

また、ボーっとしていると、3回目の電話。

「もし回収できたとしても、遺失物として警察に届けることになるので、直接お届けすることは出来ません。警察へのご連絡についてご了解いただけますか」

「はい、警察でも自衛隊でも連絡して結構です、早く探してください」

「では、また連絡します」
ミッションインポシブルのエージェントが次の指令を待っている気分で、電話を待っていると、4回目の連絡。
「インター付近で回収しました。警察車輌でお届けになるように依頼しましたのでお受けとりください」

見つかった、よかった。

ん、警察車輌でお届け? 何だろう、警察車輌って。

不安な状態で待つこと10分。

サイレンこそ鳴らしていないが、赤色灯を点滅させながらパトカーが二輪駐車場に近づいてくる。

警察車輌ってのはパトカーでした。
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降りてきたお巡りさんが「北上大さんですか」って。
「はい、北上です」
「拾得物はこのボックスですが、鍵はお持ちですか」

GIVIのケースは鍵かががって入るので、開けられなかったのです。
GIVIのケースのキーはバイクのキーと一緒にキーホルダーに付いているので、ちょいちょいと開けて、中から免許証を取り出して提示しました。

「はい、北上さんご本人に間違いありませんね。では、拾得物をお返しします」

「あの、なにか書類は…?」

「本来、高速道路での落下物が交通違反になり切符を切ることになりますが、今回は、うまく路肩に位置していたこと、本件による交通障害の連絡もないので、口頭注意で済ませますが、以後、十分に気をつけてください」

と、自分の息子と同じ年代の若いお巡りさんから強く念を押されて、引渡しの証拠写真を撮られて無罪放免となりました。

お巡りさんから言わたことを想像してぞっとしたことがあります。

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GIVIのケースを落としたと気楽に言っていましたが、もしも落下したケースが、後続車に衝突していたら、大変な事故を起こした可能性があるのです。

ま、とにかく何事もなくて良かった。

パーキングでの1時間弱の出来事でしたが、バイクの若者の路肩で見たという証言がなければ、どこで落としたのかも分からず、どこに届けたらよいのかも見当がつかず、このまま免許不携帯で運転していて良いのだろうかと、途方に暮れていたとことでした。

あのときのお兄さん、どうもありがとう。

 

 

ところで、GIVIのケースってそれほど簡単に落下するものなのでしょうか。
GIVIのケース取り付け器具は、モノロック方式と、モノキー方式があります。

わたしのは、やや軽装の方のモノロック方式です。
バイク側には、こんな突起があります。

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この突起の溝に食い込むように、金具が噛み付く仕組みです。

破損がなければ、しっかり噛み合ってロックされたら外れるはずがありません。

しかし、GIVIのホームページを見ると、半ロック状態を回避するためにしっかり押さえ込むようにとの注意があります。

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つまり、金具がしっかりかみ合わない状態、半ロック状態が起こりうると言うことのようです。

試しに、軽く押さえて半ロック状態を作ってやると、一見すると固定されているようだが、強い力で引っ張ると外れる状態を作ることが出来ました。

わたしは、半ロック状態で高速道路を走行していたようです。
高速走路の走行時間にして、1時間ほどで落下したとみられます。

運がよいことには、後続車への衝突もなくうまく路肩まで転がってくれたこと。

一ヶ所だけ小さなキズがあるが、外表面にはキズがなく、擦りキズは底面だけだったこと。

ストンと落ちてから底面を下に向けて立ち上がった状態でスピンしながら路肩に転がった転がったのでしょう。

中身は、iPadを含めて、まったく損傷がなかったのだから運が良かったのです。

GIVIケースを使っている皆さん、完全にロックされていることを確認しましょうね。

落としたケースが原因で交通事故を引き起こしたら、責任を問われますよ。



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