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バイク免許制度の歴史!125ccで大型二輪免許が取れた時代があった!

バイク免許制度の歴史!125ccで大型二輪免許が取れた時代があった!

125ccの試験車両で、大型二輪免許がついてきた

バイクの免許制度は、時代によって大きく変化しています。

わたしは16歳のとき(昭和41年)に、地方の警察署の裏庭に設置された小さな試験コースを、原付き2種(125cc)のバイクで何周か走っただけで当時の二輪免許を取得しました。

リターンライダーの皆さんの中には、わたしと同じように、おまけで大型自動二輪免許をもらった人がいらっしゃるでしょうね。

その後、限定解除で苦労された皆さんには申し訳ないと思います。

 

実際には、踏切停止や信号停止などもあったはずですが、印象としてはコースを何周か回っただけ程度の記憶しか残っていません。

その当時のバイクの免許は、下の表に示すように『原付免許』と『二輪免許』の2つの区分しかなかったのです。

だから、125ccの試験車両で、時代によっては『幻の限定解除』と呼ばれた、現在の『大型自動二輪』がついてきたのです。

バイクの免許制度で、最もゆるい時期のようですね。

 

バイク免許の歴史

あまり古いと運転免許制度そのものが違ったりするので、原付免許が出来た昭和35年からのバイクの免許を表にしてみました。

 50cc未満~125cc~250cc~400cc400cc以上
 昭和35年
(1960年)
第一種原付第ニ種原付自動二輪
昭和40年
(1965年)
原付二輪
 昭和47年
(1972年)
自動二輪
(小型限定)
 自動二輪
 昭和50年
(1975年)
自動二輪
(中型限定)
自動二輪
(通称:限定解除)
 平成8年
(1996年)
普通自動二輪
(小型限定)
 普通自動二輪大型自動二輪

昭和35年は軽免許よりも自動二輪免許が格上だった

昭和35年から40年までは、50cc、125cc、250cc、それ以上の4区分でした。

特筆すべきは、軽免許よりも自動二輪免許の方が格上だったことです。
その当時は、自動二輪免許を持っていれば、360ccの軽自動車を運転できたのです。
(記憶違いでなければ軽自動車を運転できたと思うのですが)

逆に、軽免許を持っていれば、250ccまでのバイクに乗れたのです。

これって、なんか、面白いことですよね。
その後、軽免許は廃止されて、普通免許に取り込まれてしまいました。

普通免許では、バイクは50ccの原付きしか乗れなくなりました。
近い将来、普通免許で125ccまで運転可能にする計画が進んでいるようです。

 

昭和40年は125ccの試験で大型自動二輪の免許が取れた

上にも書きましたが、この時代は、バイク免許制度が一番ゆるい時期だったと思います。

原付き2種の125ccのバイクが二輪免許の試験車両でした。

わたしはちょうどこの時代に試験を受けたので、全くの『おまけ状態』で大型二輪の免許をもらって、そのせいで、いつかは大型に乗りたいと思うようになりました。

 

若い時分はお金がなくて大型などとても無理でしたが、時代が変わって、多少経済的な余裕ができると、我慢出来なくなって大型に乗り一旦はバイクを離れました。

そしてまた定年退職してからリターンライダーとなって、現在は650cc(SUZUKI VSTROM 650ABS)に乗っています。

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昭和50年からは暴走族対策

暴走族が暴れまわったので、免許制度でとりしまろうということになり、自動二輪免許は、教習所では中型限定(400cc)までしか取れなくなりました。

400ccを超える大型の自動二輪は、試験場に行って中型限定を解除して貰う必要がありました。
これが、『幻の限定解除』というわけです。

 

とにかく、国の方針としては若者に大型バイクを運転させたくないのですから、落とすための試験でした。

倒れたナナハンを起こさなければならないので、小柄な女性にはとても厳しい試験だったはずです。
当時の限定解除の合格率は 1%以下だったと噂されて『幻の限定解除』なんて呼ばれていました。

 

この頃は、大型バイクは諸悪の根源のように言われていたので、バイク業界では国内のバイク販売は750ccまでの自主規制を始めたのです。

そのため、わたしが乗っていたカワサキGPZ750Rは、海外向けのGPZ900Rを国内向けにダウングレード(焼き鈍し)したものでした。

それでも、十分速かったけどね。



平成8年から大型自動二輪が教習所で取れるように

大型バイクと言えば、ハーレーダビッドソンですが、欧州ではBMWも1200ccクラスのバイクを作っています。

これらの海外のバイクメーカーから、日本で大型バイクが売れないのは免許制度に問題がある。

貿易の障害になっているとの外圧が強まり、限定解除の合格率を徐々に緩和する方策を取っていたのですが、平成8年に、許制度そのものを改めました。

この改正により、400ccを超える大型自動二輪免許も教習所で取れるようになりました。c_ve_bik011

 

大型自動二輪免許は普通自動二輪免許とは違うもの

交通違反の点数表を見ると

  • 無免許運転 25点
  • 大型自動車等無資格運転 12点

があります。

 

何を言いたいかというと、平成8年以前の

  • 『自動二輪免許(中型限定)』と
  • 『自動二輪(限定解除)』は

同じ自動二輪免許の限定の違いでした。

仮に、中型限定の自動二輪免許で、1200ccのハーレーを運転していたら、免許証の条件違反(大型自動車等無資格運転)で12点が付加されたのです。

 

ところが、現在は、

  • 『普通自動二輪免許』と
  • 『大型自動二輪免許』は、

制度的に別物なのです。
だから、普通自動二輪免許取得者が、1200ccのハーレーを運転していたら、無免許運転で25点が付加されるのです。
言わば、原付免許の人が、大型トラックを運転しているのと同じ扱いなのです。

 

普通自動二輪免許所有の人は、この点は十分に理解しておいてくださいね。
無免許運転となると、厳しいですよ。

違反点数が12点なら、免停90日で済みます。
違反点数が25点となると、免許取り消しの上、免許欠落期間が2年間とかになります。
(前歴などで取り扱いが変わるので一概には言えません)

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友達の大型をちょっと借りてその辺を走っているときに、お巡りさんに捕まると無免許運転になってしまいます。

絶対にやらないでくださいね。



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