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バイクのフロントブレーキの正しい握り方は2本掛け

バイクのフロントブレーキの正しい握り方は2本掛け

バイクのフロントブレーキの握り方4種類

バイクのフロントブレーキは、右側のグリップについているのはご存知の通りですが、このブレーキレバーの握り方にも種類があり、それぞれのメリット、デメリットがあります。

4本掛け

親指以外の4本の指を全部ブレーキレバーにかけてしまう握り方です。
わたしなどは、50年も前に教習所にも通わないで免許を取ったので、最近の指導法などわかりませんが、教習所では、4本掛けの握り方を教えているようです。

3本掛け

よく見られるのが3本掛けです。親指と人差指でスロットルを保持して、残りの3本指でフロンとトブレーキレバーを握ります。

スロットルコントロールがしやすいので、ベテランライダーが好む握り方ですが、少々時代遅れのようです。

無論、わたしも古い人間なので、未だにこの握り方で乗っています。

 

2本掛け

最近推奨されているのが、人差し指と中指で握る2本掛けです。

最近のブレーキレバーは、この2本掛けを前提として設計されているとは、聞いてビックリです。

1本掛け

人差し指1本だけを掛ける握り方です。

オフロードレースに出ている人たちが、アクセルワークと微妙なブレーキコントロールを両立させるために使っているグリップです。

4本掛けの特徴

4本掛けは、教習所で教える方法で、極端な言い方をすれば『とにかく止まれば良い』と言う握り方なんです。

ブレーキなんだから止まればいいじゃないか、というのは、バイクにあまり乗ったことがない人の意見ですね。

ブレーキというものは、単純にONーOFFの切り替えではなく、半分効かせるとか30%効かせるとか、程度の調節が必要です。

細かな調整をしようと、レバーを微妙に動かそうとするときに、グリップ側がしっかりと固定されていると、細かな指先の動きでコントロールできます。

2本掛けと3本掛けでは、グリップ側(親指側)はしっかりと固定されているので、動くのはレバー側だけのイメージです。

しかし、4本掛けの場合は、親指側もグリップを握っているわけではなく引っかかっているだけので不安定で、グリップ側にレバーを引き寄せるのではなく、両方が動いて近づくイメージなのです。

上のイラストでは伝わりにくいですが、4本掛けは、親指側がしっかりと固定されていないので不安定なんです。
これでは、微妙なブレーキコントロールは出来ません。

教習所で、どうしてこの握り方を教えているのか、わたしには理解でません。

3本掛けの特徴

エンジン回転数を落とさずに、ブレーキを効かせるのに適した握り方です。
坂道発進も、リアブレーキを使わないで出来ます。

昔、2サイクルが流行っていた頃は、みんなこうっだような気がします。
無論、超ベテランライダーの管理人も、当然この握り方です。

最近では減っているのでしょうかね。

 

2本掛けの特徴

最近のスポーツタイプのバイクのブレーキレバーは、ドッグレッグ(犬の足)タイプになっています。

犬の脚のよように曲がっている形状で、下の写真のような形ですね。

実は、この形のブレーキレバーは、2本掛けを前提とした設計なんです。

元々はオフロードの選手からの要望で作られた形のようですが、その機能性が認められて、一般車両に採用されるようになり、現在ではスポーツタイプのバイクでは、ほとんどすべてがドッグレッグのレバーになっています。

ドッグレバーの特徴は、2本掛けにしたときに、グリップ本体と指がかかるレバーとの距離が絶妙に使いやすい点ですね。

2本掛けのもう一つの特徴として、グリップを握るポジションが、手のひらの小指側になることです。
上の3本掛けでは、人差し指側でグリップを握るのと対象的な位置関係になります。

これによって、前輪の安定性というか操作性と言うか、だいぶ違うのです。

2本掛けによって必然的に小指側(ハンドルの外側)をしっかり掴むことになりますが、これが前輪の操縦安定性に貢献するのです。

これは、砂利道などの悪路を走って、意識してしっかり握る(力を入れる)グリップポジションを、小指側と人差し指側とに変えてみるとしっかりとその差が分かるものです。

ハンドルの外側(小指側)でしっかり握ると、安定性が増します。
騙されたと思って、一度試してみてください。
(もしも、違いが分からなくても、クレームはお断りです(^o^))

 

スポーツタイプのバイクのブレーキレバーが、ドッグレッグタイプになっているのですが、原付スクーターなどは、直線タイプのままですね。

どうしてだろうか?
理由がよくわかりませんが、コスト(制作費)の問題でしょうかね?

上の写真で示した握り方の写真は、アドレスV125Sを使いましたので、どちらかと言うとストレートレバーでした。
原付スクーターの場合は、左側のグリップレバーがクラッチレバーではなく、リアブレーキですから、スポーツバイクとは運転感覚がだいぶ違います。

このクラスであれば、ブレーキの握り方でそれほど大きな使い勝手の差が生じないですね。
自由に乗れるところがこのクラスのミニバイクの特徴なのでしょう。

このクラスなら、あーだこーだと面倒なことを言わなくてもいいでしょう。

1本掛けの特徴

これは、オフロードレースに出ていた人に多い握り方ですね。

フロントブレーキの微妙なタッチに優れているのですが、所詮は指一本なので、強力なブレーキングには対応できないかもしれません。

この握り方をしている人たちは慣れているので、緊急ブレーキには即座に対応するはずです。
勝手な見かけのあこがれで、真似をしないほうがよいでしょう。



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