Read Article

日本のアドベンチャーツアラーはミッドサイズが適している

日本のアドベンチャーツアラーはミッドサイズが適している

リターンライダーにおすすめするバイクは、アドベンチャーツアラー

その理由は乗車姿勢が楽なこと、長距離走行の実用性に優れていることです。
アドベンチャーツアラーと言えば、最初に思いつくのがBMW1200GSですが、リターンライダーが選ぶべきはBMWでしょうか。
そんなことを考えてみましょう。

リターンライダーにおすすめのバイクは、アドベンチャーツアラーです。
⇒ リターンライダーにおすすめのバイクの選び方
m50-shitaya

アドベンチャーツアラーの中から国産車を選びましょう。
⇒ アドベンチャーツアラーなら国産車を選びましょう。

m50-shitaya

国産車の中でも、ミッドサイズのアドベンチャーツアラーを選びましょう。
⇒ この記事です。

こんな順番で、おすすめバイクを説明しています。

アドベンチャーツアラーはミッドサイズがおすすめ

では、ミッドサイズを選ぶ理由を説明します。

ヨーロッパのアドベンチャーツアラーは、1200ccクラスが主流

ヨーロッパで人気のアドベンチャーツアラーは、次のような機種です。

  • BMW R1200GS Adventure(ドイツ)
  • DUCATI Multistrada1200 ENDURO(イタリア)
  • TRIUMPH TIGER EXPLORER XC(イギリス)
  • KTM 1190 ADVENTURE(オーストリア)

どれも名車ですから日本で走っても構いません。
もし、ヨーロッパ車がご希望ならこれらのバイクを選んでください。

 

ヨーロッパのアドベンチャーツアラー事情は、日本とは少し違うようです。

ヨーロッパは、たくさんの国がありますが、国を縦断して何千キロもバイクで走ることがあるようです。

具体的には、イタリアからアルプスを超えてフランスやドイツに渡るとか、ポルトガルのリスボンを出発してスペイン、フランス、ドイツを横断してポーランドに渡るとか。

最高速度も130キロが当たり前ですから、実際には巡航速度が140キロとかに達しているようです。
また、アルプスを超えるときには、スイスでは標高2000メートルを通る高速道路もあります。

20161104a

このような事情であるために、長距離を日本の高速道路よりも速く、タフに走るためのツールとして、1200ccの大排気量車が選択されているようです。

必然的な理由があるなら、当然そうなるでしょう。



日本の交通事情では1200ccは不要

視点を日本国内に向けてみましょう。

日本の道路事情では、1200ccのパフォーマンスを十分に発揮できる環境ではありません。

 

ヨーロッパでは、地続きの高速道路が何千kmもつながっていますが、日本では青森から山口まで走っても1600kmです。

しかも、バイクの高速料金が1万7千円を超えるほどの高額ですが、ヨーロッパでは無料区間が多く、一部有料区間もありますが日本よりもずっと割安です。

 

しかも日本の最高速度は100キロに規制されており、取り締まりも厳しい。
(覆面パトカーに何度捕まったことか ^^;)

連休シーズンともなると、高速道路上の車両が増えて満足に走れないし、下手をすると何十キロもの大渋滞になり、そうなると原付バイクでも十分なほどです。
(たとえ渋滞していても、原付バイクで高速道路は走れません)

 

一般道路においては最高速度が60キロですから、125ccの原付き2種でも十分に対応できます。

とても、1200ccの実力を発揮できるような道路事情ではありません。

ですから、必要性で1200ccバイクを論ずるのは愚の骨頂であり、買いたい人は買えば良いと言う趣味性の強い乗り物なのです。

 

日本を走るアドベンチャーツアラーはミッドサイズがGood

では、リターンライダーが日本で乗るバイクは何が良いかというと、それはミッドサイズのアドベンチャーツアラーです。

040363

ミッドサイズとは、1000ccより小さくて500ccより大きいくらいのイメージです。
中央値を取ると、ナナハンくらいですね。

一昔前は、ナナハンといえば、大型バイクの代名詞のようでした。
今でも、年配の人は、大型バイクとナナハンを同義語だと思っている人がいるのです。

 

現代のバイクの世界では、大型バイクと言えば1000ccを超えて、1200ccとか1300ccを指します。
アメリカンバイクでは、1600ccや1800ccなんて言うものもあります。

 

そんななかで、750ccと言うのは、小型の200ccやら300ccと比べて、丁度中間なのでミッドサイズと呼ばれています。
明確な基準はありませんが。600cc~800cc辺りを指すことが多いようです。

 

なぜ、日本の道路にはミッドサイズが適しているか。

高速道路で不足を感じることがない

わたし自身は、現在SUZUKI V-Strom 650に乗っています。
オーナーレビューの高速道路編として詳しく書いたように、3年半乗って18,000km以上走りましたが、高速走行で不満を感じたことはありません。

⇒ スズキVストローム650ABSの高速走行レビュー

 

取り回しがし易い

これは、主に駐車場との関わりです。

庭にテニスコートが作れるほど広い豪邸にお住まいで、バイク専用のガレージを作れるようなセレブであれば関係ありませんが、典型的なリターンライダーは、このような恵まれた環境であるとは限りません。

 

狭い庭の片隅に作られた「バイク置き場」にシートを被せて保管している人が大部分でしょう。

駐車するたびに、あるいは出庫するたびに、何度も切り返しをしながらやっとのことで外に引っ張り出してエンジンをかける。

あるいは、若干の傾斜があるかもしれません。
しかも、後ろ向きに進めなければならないような状況もあるでしょう。

こんな状況で、300kgを超える巨体をどうやってコントロールしますか。

バイクを車庫から出すのが鬱陶しいからと、バイクに乗らなくなることも珍しいことではありません。

 

ミッドサイズであれば200kg前後なので、やっぱり重いのですが、まだなんとかなりそうです。

 

お財布にも優しい

人生最後のバイクだからお金はケチらないという方は別枠ですが、一般のリターンライダーとしては金欠ライダーが多いものです。

やっぱり、200万円を超える金額は、なかなか決断がつかないですよね。

国産のミッドサイスであれば、100万円以下で手に入ります。
このメリットは、なかなか捨てがたいものがあります。

例えば、わたしのイチオシ、スズキVストローム650ならば、ABS付きで84万円です。
登録やら若干の用品を含めても、乗り出し価格が100万円でお釣りが来ます。

軽自動車と比較する

リターンライダーがバイクに乗りたい理由の一つに、多少なりとも、見えをはっている部分があると思います。

例えば下の写真のハーレーは300万円もする高級車ですが、わたしの感覚ではバイクとしての魅力が感じられません。

だけど、金満リターンライダーの見栄晴さんにとってはこれほど有効なバイクは他にはないでしょう。

ここまで極端ではないにしても、誰しも立派なバイクに乗っていると言いたくなるものです。

バイク仲間との議論では、1200ccだ1500ccだと言っても、趣味が違うんだからあんまり関係ないよって感じですが、バイクを知らない一般の大衆相手のときには、やっぱり排気量がモノを言います。

 

そんなときに、日本には、『軽自動車』というちょうどよいモノサシがあるのです。

例えば、わたしのVストローム650は、650ccという中途半端な排気量ですが、
「一人しか乗らないのに、ほぼ軽自動車と同じなんですよぉ」

なんて、説明すると、
「おぉ~」
と、素直に驚いてくれます。

まぁ、このくらいの見栄晴で我慢しておきましょう。

 

林道などでも乗りやすい

アドベンチャーツアラーは旅バイクです。

バイクでたびに出れば、高速道路だけを走るわけではありません。
気の向くままに、未舗装の林道に入ってしまうこともあるでしょう。

そんなときに、運転技術がおぼつかない、体力にも自信がないリターンライダーにとって、1200ccの巨体は、まるで恐怖の大王のように押しかかってきます。

もともと足付き性の悪いバイクですから、傾斜地でバランスを崩したら、車体を支えることが出来ません。
バイクの下敷きにならないように、逃げるのが精一杯です。

ミッドサイズであれば、まだ対応できるかもしれません。

 

悪路の林道なら250cc以下のオフロードバイクが良いのですが、長距離の旅であればケツが痛くなるのでそうも言っていられません。

 

やっぱり、ミッドサイズのアドベンチャーツアラーが、妥当なのです。

 

具体的なおすすめの車種は

下の品種から選ぶことになります。

  • ホンダ VFR800X(受注終了)128万円
  • ホンダ NC750X 69万円~86万円
  • ホンダ 400X 66万円~72万円
  • ヤマハ MT-09 TRACER 97万円
  • スズキ Vストローム650XT ABS 88万円
  • スズキ Vストローム650ABS 84万円

詳細は、別の記事で改めて書きます。

 

>>
バイクの種類!総合まとめのページ

 



URL :
TRACKBACK URL :

Leave a comment

*

Return Top